こんにちは ちょっと久々のブログ更新になりました。 スミマ
今日はまた暑くなると言ってましたので、十分に気を付けてください。
みなさん、ひよこに歯がある!!こと、ご存じですか???
かたいくちばしを持つ鳥に歯はありません。もちろんニワトリも鳥ですからくちばしはあっても歯は持っていないのです。
しかし・・・、なんとひよこは歯をもっているのです!
不思議なお話ですが、ふ化したばかりのひよこには、上のくちふしの先端に小さな突起があります。これは卵歯(らんし)あるいは、破殻鐘(はかくすい)と呼ばれていて、この突起が「ひよこの歯」の正体です。一般的に歯とは、口腔内にあるものですが、これは、内側ではなく、外側についているのです。
ひよこはふ化するときに内側から卵の殻を割ってでてきます。このとき、この歯が活躍するのです。卵歯を使って硬い殻を破ってひよこは外にでてきます。
卵歯は、ふ化後数日で取れてなくなってしまうので、見たことがある人、知っている人も少ないのではないでしょうか。
他にも同じように卵からかえる爬虫類が卵歯をもっています。
鳥の祖先はその昔歯を持っていたのですが、長い年月のなかで失われていきました。その過程で、何を食べて生活してきたのか、どういう環境下にいたのかで歯も変わっていったのですね。
生き物の仕組みは知れば知るほどおもしろいですね!!